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『日本の若きサムライ角野が2連続美技を決めて逆転優勝』

スノーボード・USオープンの男子スロープスタイルで角野友基(18=日産X―TRAIL)が優勝した。

決勝では、3回宙返りを含めて4回転半する大技「トリプルコーク1620」を2回連続で決める史上初の超絶トリックを決めて逆転優勝
「ちょっと怖いなと思ったし、あまり立てる気はしなかったけど、勝つためにはやるしかなかった。奇跡的にできた。着地の瞬間は自分の意志じゃなくて、誰かに体が乗っ取られていた感じだった」と練習でも試したことのない連続技にぶっつけ本番で成功した。「このルーティンは2年後ぐらいに他の選手がやり始めるもの。2年ぐらいはこれを極めていく」と競技の歴史を一気に推し進めた滑りに満足感を漂わせた。

所属するチーム「HYWOD」の創始者で、撮影中の事故で下半身が動かなくなった岡本圭司のために、今大会も「RIDE FOR KEIJI」と描いたボードで出場。その岡本からは「本当に伝説を作ったね」と祝福のメッセージをもらったという。これで今季の国際大会は終了。今後はHYWODの主催大会「COW DAY」(20?21日、長野・白馬)や全日本選手権(27日、北海道・夕張)など国内の競技に出場する。

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