非常に過酷で、世界最高峰の自転車レースであるツール・ド・フランスですが、実は日本人選手も出場しています。
どんな選手が出場してかを振り返ってみましょう!
過去に出場した4人の日本人選手
川室 競(かわむら きそう)
第20回と第21回に出場している、日本人初のツール・ド・フランス出場選手です。
ツール・ド・フランスは今年で103回目のレースになるので、約80年前の1926年、1927年の参加となります。
残念ながら、どちらの大会でも第1ステージでのリタイアで終わってしまったそうです。
今中 大介(いまなか だいすけ)
第83回に出場している、日本人初の近代ツールへの出場選手です。
近代ツールとは、1930年のルール改定以後のツール・ド・フランスを指します。
第13ステージまでチームに貢献するも、第14ステージでタイムオーバーとなり、途中リタイアという結果となったそうです。
別府 史之(べっぷ ふみゆき)
第96回に出場している、日本人初のツール・ド・フランス完走者の1人です。
最終ステージでは敢闘賞を獲得するなど活躍を見せ、最終的に総合112位という成績を収めています。
別府選手は、今なお現役で走り続けるプロ選手であり、これまで達成してきた成績も非常に素晴らしいものばかりです。
ぜひ、こちらのリンクでその偉業をご一読ください!
新城 幸也(あらしろ ゆきや)
第96回、第97回、第99回、第100回、第101回と、合計5回もツール・ド・フランスに出場している選手です。
新城選手は、別府選手と同じ年にツール・ド・フランスに出場し、共に初出場、初完走を達成しています。
また、各大会での成績でも見事なものを残しており、
第97回は第11ステージ6位総合112位、第99回第4ステージで敢闘賞総合84位完走、第100回は99位完走、第101回は65位完走となっています。
新城選手も別府選手と同様、偉業ばかりですので、ぜひご一読ください!