○ツォンガ3?2錦織●(2日・全仏テニス・男子単準々決勝)
テニス・全仏オープンは6月2日(現地時間)、パリ・ローランギャロスで男子シングルス準々決勝があり、第5シードの錦織圭は、第14シードのジョーウィルフリード・ツォンガ(フランス)と対戦。2セットを連取されたあとに2セットを取り返して粘ったが、フルセットの末に敗れ、自身初のベスト4進出はならなかった。
コートに強風が吹き付ける中、地元の大きな声援を受ける相手に序盤は押された。相手の強力なサーブとフォアに錦織のミスも重なり、第1セットは1ー6で落とし、第2セットも2ー5とリードされた。
▲しかしここで、会場の電光掲示板が強風で落ちるアクシデントがあり、試合が約40分中断。再開後は錦織のミスも減ってラリーで優位に立つなど、流れを奪い返した。第2セットは4ー6で落としたものの、続く第3セットは接戦の末6ー4、第4セットは主導権を握り6ー3と連取した。
しかしファイナルセットに入ると、相手の強力なサーブが復活。錦織も持ち前の粘りを見せて食らいついたが、3ー6で落とし、敗退が決まった。
また、第2シードのロジャー・フェデラー(スイス)も、第8シードのスタン・バブリンカ(スイス)にストレート負けした。