【スコア】
錦織(日本)0-3ワウリンカ(スイス)
第1セット3-6
第2セット4-6
第3セット6(6)-7(8)
現地28日、全豪オープンテニスは大会第10日を迎え、男子シングルス準々決勝に第5シードの錦織圭(日本)が登場。昨年王者で第4シードのスタン・バブリンカ(スイス)を相手に3-6、4-6、6-7のストレートで敗れ、ベスト4進出はならなかった。
昨夏の全米オープンでバブリンカと対戦した際には、フルセットの末に4時間以上の激戦を制した錦織。第1セットはバブリンカにペースを握られ、第4ゲームで先にブレークを許すと、そのまま3-6でこのセットを落とした。
続く第2セットもバブリンカのパワーに押される展開となり、第5ゲームでブレークされるなどリードを許す展開となったが、4-5で迎えた第10ゲーム、この試合初めてのブレークチャンス。しかし、この絶好機をモノにすることができず、セットカウント0-2と追い込まれる。
窮地に立たされた錦織だが、第3セットの第2ゲーム、この試合初のブレークに成功。ここから反撃といきたいところだったが、直後の第3ゲームですぐさまブレークバックを許す。それでも、錦織はここから積極的にサーブ&ボレーを仕掛けてしっかりとサービスゲームをキープし、タイブレークへ。タイブレークでは1-6とリードを許しマッチポイントを握られるも、ここから執念の追い上げを見せ5ポイントを連取。6-6と追いついて迎えた場面で、完全に相手の意表を突いたドロップショットを放つも、これが無情にもネットに掛かり、万事休す。最後はバブリンカにエースで締められ、全豪初のベスト4進出はならなかった。