南米ブラジルで行われるリオデジャネイロでのオリンピックはいよいよ2016年8月5日からの開催。この待ちにまったリオデジャネイロ五輪の開会式で日本代表の選手団が着用するスーツは、日本らしい赤と白を基調にしたものです。
男性女性とも、目の覚めるような真っ赤なジャケットに真っ白なスラックス。白いシャツに男性は紺色を基調にいたネクタイ、女性は同じく白いシャツに紺色を基調にしたスカーフ。どちらも日本のシンボルである日の丸をイメージしたデザインです。これらの他に、ベルト、ソックス、女性用ショルダーバッグなど開会式用として全部で8アイテムあります。
これらのデザインは公募でアイデアを募り、公式服装選考委員会で決定されたもので、デザインコンセプトはオリンピックにふさわしい力強いイメージの「情熱〜真紅に宿る、太陽の熱量をちからに〜」となっています。スポーツからイメージする5つの「陸」「体」「海」「心」「空」テーマと、それらに挑戦し続ける代表選手団の思いを1つにするようなイメージでデザインされました。
製作は百貨店の老舗である高島屋が手がけました。さすがは老舗百貨店制作、生地もメイドインジャパンにかなりこだわり、着心地がよくしかも高い機能性を持つ素材を採用しました。特にジャケットは軽量で体が動かしやすいストレッチニット素材を使用。
また8月の平均気温は25.6度しかも雨が降ると一気に気温が下がるなど、天気によって気温の変動が激しい特徴があるリオデジャネイロの気候に対応出来るようです。特に汗をすぐに吸収する吸汗性、汗を衣服が吸い込んでもすぐに乾く速乾性、これら気候の変化で型崩れしないように形態安定性に優れた生地を採用しています。
これらリオ五輪日本選手団の開会式用の洋服は、さすがは日本製といわれる素晴らしい機能が満載ですよね。
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