1人の選手がフェンシング、水泳、馬術、複合（射撃、ランニング）の５種目を行って、総合点で順位を決める近代五種という競技があります。あまり馴染みのない競技かと思いますが、この競技歴わずか２年と半年で、リオ五輪への出場権を獲得した選手がいます。それは、警視庁の朝長なつ美選手、24歳の女性です。

朝長選手は高校時代は陸上部、そして3歳から中学校まで水泳を経験してます。そんな彼女は警察学校に入るまで、近代五種という競技そのものを知らなかったそうです！！警視庁近代五種部の監督が朝長選手に声をかけ、彼女の競技人生はスタートしました。そして、競技を始め2年間という短い期間でありながら、大きな大会で結果を残し、リオオリンピックへの出場を決めたのです。

そんな朝長選手の実力についてですが、2016年2月に行なわれた近代五種ワールドカップの結果は総合6位！！この結果は、なんと近代五種では日本勢過去最高の順位なのです。
ただ、本人は「フェンシングと馬術に課題がある」と述べているので、それを克服するとメダルへの道がさらに近づくことでしょう。

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