ドイツ・ブンデスリーガ第30節が現地時間25日に各地で行われ、MF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントは、ホームでMF長谷部誠と乾貴士が所属するフランクフルトと対戦して2-0で勝利した。
ユルゲン・クロップ監督の今季限りでの退任が発表された直後の前節で、恩返しとなる得点を挙げた香川。
今節も先発出場し、32分に2試合連続となる得点を挙げた。
日本代表ハリルホジッチ監督も視察に訪れており、香川にとっては好アピールの試合となった。
前節パーダーボルン戦のゴール↓
試合後インタビュー全文↓
――2戦連続のゴール。
「もちろん、それは嬉しいですけど、後半は2点目3点目取れるチャンスはあったんで、そこは悔しいです」
――ゴールの場面は?
「あそこまで行けるとは思わなかったので、相手のプレスが緩かったと思いますし、自分のマークも甘かったんで、とてもシンプルで簡単なボールだったんじゃないかなと思います」
――ああいうボールが入るのは?
「ああいうのが、勝つチームであったり、本当に結果論ですけど、あっさり入るときは入るのかなあと思います」
――あそこでも合わせるのが難しいバウンドだったのでは?
「そうですね。結構難しかったんで、しっかり体を寝かせながら、体勢を取りながら、意識してました」
――この前の試合のときに、1点だけではなくで、2試合3試合続けて取らないとと言っていて取れた
「そうですね。そこは強く意識していましたし、次はまたビッグゲームで取れるように行きたいし、勝ちたい。こういうところは継続して、結果を残せればいいと思います」
――後半はすごくいいサッカーが出来ていたのでは?
「そうですね。ボールを取った後、みんな素早く前にどんどん出ていましたし、精度も高かったんですけど、最後、決めきれなかったところもあったんですけど、感覚はすごく良かったと思います」
「みんなが自信を持ってプレー出来ている。流れが少しずつ来ている」
――結構サイドに流れたり、最初ボールを引き出したり、あれだけ走ったら疲れそうだが
「あんまり、疲れとか感じるところはなかったし、そういう走りの質だったり、量はもっともっと改善していかなくてはいけないところはたくさんあるので、その中で90分間やれるんだっていうところは見せたかったんで、90分が出来たことは良かったと思います」
――1度、フンメルスに呼ばれた
「ディフェンスの仕方でちょっとあんまり行きすぎず、ボランチ通されて展開されているのがあったから、そこを上手くコンパクトにしようっていうのは言われました」
――もらってはたいてもう一回受けるっていう部分でいうと、前もそんなに変わらなかったと思うが、出て行ったときにゴール前で絡めるようになっているのは、チーム状況が良くなってきているから?
「やっぱり、今は、一人一人自信を持って続けるようになっていますし、そういう精神的な変化っていうのはすごく大きいのかなと感じます。みんなが自信を持ってプレー出来ているし、その中でいい時間帯に先制点が取れたり、流れが少しずつ来ていると思います。
その流れを作れたのもチーム。苦しい時間をね、乗り越えたからこそだと思う。そこはしっかり継続してやって行きたいと思います」
「みんなが欲しいタイトルに向けて、しっかりと準備して行きたい」
――後半、ギンターからパスが出て、中に入って左足でシュートを打ってブロックされて、ああいうプレーは?
「ああいう3枚目でボールを受けるっていうのは本当になかなか久しぶりの感覚だったし、これこそ俺が欲しかったボールで、イメージはメッシでした。そこは上手く行かなかったけど、あの感覚はすごくやっぱり大事。
ああいう動き出し、もちろん相手のプレスが緩まったていうのはあるんですけど、いいイメージで出来ているからこそ、ああいうのが出てくるのかなあと、チーム全体で」
――こういう状況だと早く試合やって、次出したい?
「次は火曜日、中2日なんでね、またバイエルンでアウェイですから。本当に回復をしっかりと、今日明日取って出来るだけのことを。楽しみです」
――来季監督がトゥヘル氏に決まって
「そこは別に何も考えないですし、今はとりあえず今シーズンを終えることだけ考えたいと思います」
――次が大一番
「みんなが欲しいタイトルに向けて、決勝がかかっているんで、相手は最高の相手ですし、今はこのチーム状況でしっかりと準備して行きたいと思います」
――当然相手はマークして来ると思うが
「それはどんな試合もそうですし、相手も質は高いですから、しっかり準備してやるだけです」
――今日はハリルホジッチ日本代表監督も見に来ていた
「その中で決めることが出来て良かったです」