ブンデスリーガ第26節が21日に行われ、日本代表MF香川真司が所属するドルトムントは、同代表のMF清武弘嗣とDF酒井宏樹が所属するハノーファーと対戦し3?2で勝利した。
地元メディア『Ruhr Nachrichten』は、同試合で1ゴール1アシストの活躍を見せた香川に「2.5」(最高点1、最低点6)をつけ、「精度の低いパスが目立ち、前半はすっかり消えていた。だが、そこから試合に溶け込むと、57分に勝ち越しとなるごっつあんゴール。続く61分には、高度なテクニックで3点目をアシストした」と評価した。
『Revier Sport』は「3+」の採点をつけ、「前半は非常に多く動き回っていたが、ボールを持つ時間は少なかった」と指摘しながらも、「香川にとって最初の見せ場が、ドルトムント勝ち越しのゴールとなった。次の見せ場となったのは61分、チーム3点目となるピエール・エメリク・オーバメヤンのゴールをアシストしたプレーだ」と記した。
また、『Westdeutsche Allgemeine』は「3」の及第点を与えた。「貴重な勝ち越し点を決めた。それは、マルコ・ロイスのパスに、あとは足を伸ばすだけというゴールだった。そのシーンまでの香川は、すっかり姿を消しており、思うようにプレーができることも非常に少なかった。しかし、このゴールが彼に自信を与えたようで、61分には、アウトサイドキックでオーバメヤンのチーム3点目をアシストした」と評価している。