試合のキーマンの選出
バイエルンとの対戦で目立ったキーマンは4人存在する。試合に勝利したのはアトレティコ・マドリードであり、アウェイながら激闘を制した。試合は2-1でバイエルンが勝利したものの、アウェイゴールによりアトレティコが決勝へと進んだ。
一人目のキーマン
バイエルンのDFボアテングである。前半のバイエルンの攻撃の起点となったのはボアテングで貴重なフィードを多く出していた。一見大型なDFにも見えるが、両足共に正確なフィード能力を持ち合わせている。他のリーグ等で見てもDFから攻撃が始めることのできる選手はドルトムントのフンメルスやアーセナルのコシェルニーだ。
二人目のキーマン
二人目はアトレティコのゴールをアシストしたトーレスである。グリーズマンとのカウンターでワンツーを見せ、DF二人の間を通した絶妙なラストパスが勝利へと導いた。普段では見せることが少ないラストパスをここの大一番で披露した。
三人目のキーマン
三人目はアトレティコの得点者でありエース的存在のグリーズマンである。上で述べた通りトーレスとのワンツーで貴重なアウェイゴールで勝利に貢献した。完全に守備的になりカウンターで得点するカウンターサッカーの見本ともなった瞬間であった。今シーズンはリーグで大活躍しているグリーズマンに決勝も期待できそうだ。
四人目のキーマン
四人目のキーマンとなったのはアトレティコのキーパーのオブラクだ。守備的な布陣にしていたがかなり攻め込まれていた。好セーブの連発だった。試合に大きな変化をもたらしたのもオブラクである。先制点を許し、風向きがバイエルンに向いてきた矢先にミュラーのPKを止め完全にアトレティコに光をもたらした。ノイアーもPKを止め、これ以上のアウェイゴールを許さなかったがオブラクのセーブが決定的だったことからノイアーではなくオブラクを選出した。