リオ五輪に出場するポセイドンジャパン(水球男子日本代表)が、今大会で日本代表の目玉になるのではないでしょうか。なぜなら世界的に見ても新しい戦術で戦っているからです。
通常水球の戦術として守備時はゾーンプレスで守り、攻撃時にパス回しと体格を生かしたパワープレーが主体となっています。世界の強豪国の選手は体が大きいためこのような戦術が有効なのです。
対して日本代表は体が小さいため、世界の強豪国と同じ戦い方であると歯が立ちません。
そこで大村監督の下、新しい戦術に磨きをかけたのです。それは「パスラインディフェンス」です。
ゾーンではなく相手にマンツーマンで当たり、ボールを奪ったら相手ディフェンスがゴールを固める前に攻める攻撃的な戦術です。サッカーで近年流行した戦術であるドイツの「ゲーゲンプレス」に近いのではないでしょうか。サッカーとは違うスポーツですので単純に比較出来ない部分はありますが、体の小さい日本人の特徴である俊敏性とスタミナを最大限に生かせる戦術かもしれません。
世紀の番狂わせが起きる時にはこのような通常と違う戦術が必要なのではないでしょうか。
それゆえに新しい戦術に取り組むポセイドンジャパンが、リオ五輪の日本の目玉になる予感がします。
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