リオ五輪7人制ラグビー日本代表、通称、”セブンス”の勇士が観戦できるまで残り2カ月を切りました!そこで、今回、記事として取り上げるのは、セブンス代表メンバーの中でも異色のプレイヤー、副島亀里ララボウラティアナラ選手!7人制ラグビーの日本代表の多くはプロ選手(選手として給料を貰い生活している)ですが、亀利選手は例外であり、所属するチームは九州・福岡の地元クラブチームです。五輪代表がプロやラグビーの名門大学の選手から選ばれることが多い中、アマチュア選手である亀利選手とは一体どのような方なのでしょうか。
副島亀里ララボウラティアナラ選手の基本データ
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氏名 副島亀里ララボウラティアナラ
身長 188cm
体重 93kg
生年月日 1983/06/01
出身地 フィジー
所属チーム 玄海タンガロアラグビー
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まず、目を引くのは名前!すごい出だしですよね、「ふくしまかめり」なんて名字長すぎじゃね?と私は思ったのですが…。実際のところ何と読むのでしょう?
英名だとこちら↓
Kameli Raravou Latianara Soejima
福島は”フクシマ”でなく”ソエジマ”と読みます。そして、亀里(カメリ)は名字でなく名前みたいです。名字から分かるように亀里選手の奥様である彩さんは日本人です。2007年当時、故国の名門チームでプレイしていた際、海外青年協力隊の理学療法士としてフィジーの病院に勤務していた奥様と出会い、2年後の2009年にご結婚されたそうです。結婚の際に来日し、日本のラグビー代表になることを決意!しかし、日本での生活は楽ではありませんでした。ラグビーのプロ選手としての収入はなかったようで、道路工事のアルバイトや理解者の方々の支援で日本での生活とラグビーを続けてきた亀利選手。3人の子供たちを抱える不安もあり、「日本のナショナルチームになる」という夢を見失い挫折しかけたこともあったそうです。心が折れそうになったとき、支えになったのは奥さま。彩さんの叱咤激励で不安や迷いを断ち切ることができたそうです。努力が報われ今回の五輪代表選手の最終候補へ選抜されることになりました。感無量なストーリーですね!こういったお話からは亀利選手の人柄の良さも垣間見えます。そうでもないと、異国人である奥様のハートは射とめられなかったでしょうし、生活費の寄付なんて集まらないですから。
亀利選手の所属チームですが、『玄海タンガロアラグビー』という福岡のクラブチームです。プレースタイルは、その恵まれた体格と高い身体能力を生かしたプレイ!2014年の長崎国体では、佐賀県代表に選ばれ、佐賀代表の初優勝に大きく貢献、大会MVPにも選出されました。リオ五輪での活躍にも期待がかかります!
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3 thoughts on “副島亀里ララボウラティアナラ選手に注目!!リオ五輪7人制ラグビー日本代表注目選手”